カメラ付属ソフトは動作が重く、設定の自由度が低くいので、Photoshop Lightroom(以下Lightroom)を使っています。
ちょうど、その時、スランプ気味というか写真撮影があまり楽しくなくなった時期だったんです。なかなか自分の思い描いた画が作れなかったんですね。
Photoshopを使えば凄い作品が作れるというのは良く聞いていましたが、実際にはそんな簡単ではありません。そのPhotoshopの写真専用のものがあって値段も低価格と知って、Lightroomを使ってみようと思いました。
また、SILKYPIXの体験版も一通り使ってみたのですが、Lightroomはファイルの管理・現像・出力・プリントまで、直観的にスムーズに使えたので、これだな、と思いました。さらに、SILKYPIXでは、あまり劇的な現像がうまくできないのですが、Lightroomだと結構ドラスティックに絵を変えられたので、これは面白いと思って使い始めました。
スムーズにいけば1枚30分もかかりませんが、なかなか決まらない時には1日寝かせたりして、ちょっと気持ちをリセットしてからやり直したりしています。
Lightroomのプリセットを自分用に作っていて、「このプリセットを使ったら面白いかな?」と考えながら撮っています。
毎回必ず使っています。暗めの雰囲気の作品が多く露出を落とすんですが、そうすると全体的に暗くなってしまいますので、シャドウを調整しています。
Lightroom 4のときは、ゴミ消しにPhotoshopも使っていましたが、Lightroom 5からはゴミ消し機能もあるので、Lightroom 5上でだいたい消してしまいます。Photoshopをあまり使いこなせていないというのも大きいですが(笑
中心点をズラした周辺減光や、ピンポイントでスポットを当てたいときに、円形フィルターを使っています。Lightroom 4の時は円形フィルターがなかったので、Photoshop側で行っていました。
明瞭度はかなり使います。これがないとツライですね(笑
結構重宝しています。ノイズの除去とシャープネスと明瞭度のパラメータをいったりきたりして、バランスのいいところを決めています。
特に工場夜景の時は、シャープネスとノイズの除去を相当いじります。工場は、見た目の解像感が命なので、できるだけディテールが引き出せるようバランスを取るのに重宝しています。
レンズ補正は絶対使ってます。マストです。Lightroom 5になってから水平垂直の自動補正は劇的に使いやすくなったので、相当使っています。
プリセットは自分の好みの仕上げの方向に合わせていくつか用意しています。それを撮影した写真に一通りあてていってハマったプリセットから微調整を行っていく感じです。
写真の管理は、読み込み、フォルダ分けも全部Lightroomでやっています。現像したものとしていないものも、カタログの設定の中でできるので、撮ったものは全部Lightroomに取り込んで管理しています。
ほぼLightroomで完結していますが、たまに、ゴミ消しだったりとか、ちょっと複雑な作業をするときはPhotoshopも使います。あまりやりませんが、合成だったり、空の雲を流したり、工場とかで電線を消したりするときはPhotoshopも使います。めったにやらないので、殆どLightroomで完結していますね。
使っていません。純粋にLightroomの機能のみで現像しています。
基本補正、円形フィルター、補正ブラシ、このへんは相当使っています。レンズ補正のUprightも気に入っていますが、角度補正ツールは水平を簡単にとれるので相当使っています。
割と現状に満足しているので、不満な点はちょっと思いつかないですね。今のところは十分です。
「こういう絵になればいいのに」と悩んでいる人がいたら薦めたいですね。JPEGで撮って満足してるんだったら無理矢理には薦めませんが、自分の世界観を作りたい人には、この辺まで使わないと無理だと思うんで、そういうところを目指してる人がいたらぜひ勧めたいですね。
Lightroom使えばあらゆる雰囲気は作れると思うので、目指す方向があれば誰でも使って不満はないと思いますし、満足度は高いと思います。